君の全てが・・・

勘違い



健side


朝、俺は寝坊をした。


「やっべ。紗菜迎えに行かなきゃ!!」


何か、紗菜にあってから、
俺のキャラが崩れてる気がする。

あいつにいつも狂わされる。


ピーンポーン♪


「・・・先行ったのか??」


俺は慌てて紗菜の家を逆戻りし、駅へ向かった・・・。


教室へ着くと、皆が俺のほうを見て話してた。

・・・あ?喧嘩売ってんのか??

すると、紗菜の親友の・・・何とかが、話し掛けてきた。


『ねぇ!!何で紗菜と別れたの?!』


・・・は??


「何言ってんだ??てめぇ。」


俺が低い声で言っても、その女はびびる様子も無く答えた。


『だって、紗菜が言ってたよ??』


・・・紗菜が??

嘘だろ??何で・・・俺何かしたか??


全く記憶に・・・ない??


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