草食系肉食男子と夢子チャン
日本語上手だったな…。



それに声は若い…。



「明日出て来るからお前は一人でホテルにいろ。」

「えぇぇぇ!?観光は!?」

「次来た時な…。」

「あたし一人で行く…。」

「夢子っ!!お前バカか!!」

「だって…。」

「俺を困らせるな。」



何も言えなくなった。



リツの目が物凄く心配してくれてる気がしたから。



愛を感じちゃう…。



「ごめんなさい…。」

「終わったら構ってやっから。それまでイイ子でな?」

「うん…。」



頭に置かれた手は優しくてオデコに触れた唇はもっと優しい…。



あたし、リツの為なら死ねるかも…。



それくらい愛しちゃってる気がする…。



「じゃ、アメリカの夜を楽しみますか。」

「やっぱりそうなるの?」

「なるだろ。既に脱がせてるし。」

「だぁ!?」



ハマり過ぎってくらいハマっちゃった…。



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