草食系肉食男子と夢子チャン
アメリカで熱い思い出を作ってから日本に帰って来た俺はそれなりの毎日。



「コーヒーでぇす!!」

「リアが煎れたんじゃねぇだろうな…。」

「あたし!!」

「じゃあ飲む。あ、夢子、これどう思う?」

「う~ん、男の人は喜びそうだけど女の子にはちょっと買う勇気がナイ色かな…。」



派手な下着は年頃の女が手に出来ないらしい…。



買われなきゃ意味がない。



「レジ行くまで見えないなら売ったら買うか?」

「うん。サイズのシールだけ張ってあって、全部袋に入れててくれたら手に取りやすいと思う!!」

「でも客が入れ換えるって事も有り得んだよな~…。」

「小さく番号着けとくとか。」

「解決か。じゃあ下着は袋売りしよう。」



夢子もたまには役に立つじゃねぇか…。



さすが俺の女。



「井坂、会議の時間。」

「今行く。リア、これ13部コピーして会議室に並べとけ。」

「人使い荒い社長~。」



お前は態度がデカ過ぎんだよ!!



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