草食系肉食男子と夢子チャン
どういう教育してんだよ零…。



「リツ、別荘、ありがとうございました。」

「あぁ、別に俺んじゃねぇし。それよりリアは満足してたのか?」

「えぇ、大満足だったみたいですよ。聞き分けのイイ猫みたいでした。」



ニヤッと笑う零にちょっと鳥肌が立った…。



絶対俺よりSだろ…。



会議も難無く終えたらまたデザイン。



夢子には構うヒマ何かナイ。



「リツ、吉村様からお電話です。」

「吉村?」

「若い男性の方でした。繋ぎますますか?」

「あぁ…?」



吉村なんて仕事相手いたっけかな…。



吉…村!?



「はい、リツです!!」

「待たせ過ぎじゃね?」

「すいません…。」

「別にイイけど。ヒマなら出て来いよ。腹減ってんだわ。」

「俺まだ仕事が…。」

「あ?電波悪くて聞こえなかった。じゃあ下で待ってる。」



強制じゃないですか…。



凪さんとメシかよ~…。



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