草食系肉食男子と夢子チャン
動かなくなってる夢子の服の中に手を進入…。



「遊ぶってそれ!?」

「他に何があんだよ」

「と、トランプとか…」

「この家にんなもんねぇよ…」

「だよね…」

「まぁ楽にしろよ」

「お風呂っ!!入って来ますから!!」



逃げられた…。



仕方なくソファに座ってタバコを吸ったりテレビを見たり。



もう腹いっぱだしヒマだな。



でもこのヒマな時間が好きだったりする。



何もしないのが一番好きかも…。



「リツ!!外の風が気持ちいいよ!!」

「寒い。また風邪引くから閉めろ…」

「だってヒマなんだもん…」



だから構ってやったじゃねぇか。



窓を閉めて隣に座ってきた夢子が腕を絡ませて来たから取り合えず引き離した。



そしたら次はくっついてこようとしたからスッとかわした。



「なんでぇ~…」

「ベタベタすんのキライ」

「あたしの事も?」

「言ってねぇだろ…」

「じゃあ好きって言ってよ」



バカじゃね!?



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