草食系肉食男子と夢子チャン
乱れた浴衣の隙間から覗くリツのパンツに目のやり場をなくす…。



「照れんなブタ」

「だって…」



色っぽいんだもん…。



こんな時まであたしはリツの虜だ…。



「お前さ」

「うん…」

「別れたい?」

「別れたくない…」

「知ってる。あぁ~…飲み過ぎたな…」



冷蔵庫からお茶を出したリツはゴクゴクと音を立ててお茶を一気に飲み干した。



やっぱり別れ話しか…。



「お前の意志、聞いておきたかったから」

「えっ?」

「俺とズット一緒にいてぇなら学べ。英語とかマナーとか。ついでに学力も多少あげてくんねぇと。お前が出来なくて恥かくのは俺だ」

「……………」

「井坂とスミスの息子と付き合うってそういう事だ。わかってねぇよな?」

「学ぶ…」

「キツイだろうし人付き合いに疲れる事もある。でも、俺はお前なら出来ると信じてる」

「リツ…」



胸が痛い…。



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