草食系肉食男子と夢子チャン
その返事は曖昧なまま家に送って自分も部屋に帰った。



次の日は朝からまた学校だ…。



めんどくせ…。



いつも車を止めてる駐車場に着くと背の高い女が一人…。



夢子が大きなバッグを持ってた…。



「お前何してんだ!?」

「あ、学校律汰君だ!!おはよ!!」

「その荷物…。」

「一緒に暮らせって言ったのは律汰君でしょ。これ乗せといてね?あ、それとこれが契約書。」



一緒に暮らす?



おい…。



俺はわざと出来ない事を言ったハズだけど?



「親は…。」

「『自分が思う時に行動しなさい』って。今日から朝も夜も一緒だね!!」



マジかよ…。



優雅な一人暮らしは?



なんで夢子に邪魔されんだよ…。



「まさか自分で言った事覆したりしないよね?」

「あ!?」

「Ri-のRitsuともあろうお方が冗談は言わないはず。ね?」



この女を甘く見てた…。



最悪な事したな…。



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