草食系肉食男子と夢子チャン
目が覚めたら夕方で、一瞬朝か夜かわからなくなった。



隣にいない夢子…。



何でいねぇんだよバカヤロー…。



リビングに行くと笑い声が聞こえた。



零とリアと尚人がいる…。



尚人っ!?



「おめぇよくも俺の夢子をっ!!」

「ちょちょちょちょちょっ!!ちょっと待ってよ!!夢チャンから何か聞いてナイ!?」

「はぁ!?」

「あれはお兄様のケツを叩く僕の作戦でした。って言っても、会ったのは合コンだけど」



夢子と会ったのが合コン!?



それは夢子が合コンに行ったって事か?



「説明しろや」

「違うのっ!!あれはウジウジしてたあたしを励ますリオ姉の勝手な行いでっ!!」

「誰だよリオ姉って。おめぇ兄貴しかいねぇだろーが」

「リアのお姉ちゃん!!超美人で超怖いの!!」

「あっそ。で?合コンは楽しかったか」

「だからすぐに帰ったんだってば!!尚人君に聞きなよ!!」



マジ許せねぇ…。



まぁ今回は自分の事は棚にあげる事にする。



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