草食系肉食男子と夢子チャン
朝に目が覚めるとまだ眠ってる律汰君がいた。



起こさないようにそっとベッドを抜け出して朝ごはんを作った。



お昼過ぎに起きて来た律汰君…。



「仕事は?」

「休み…。」

「ご飯食べる?」

「腹減った…。」



そのまま律汰君が初めてあたしのご飯を食べた。



何も言わないで食べてる…。



「おいしかった!?」

「まぁ…。」

「やった!!」

「お前バカだな…。」



はははっと笑った律汰君…。



初めて本当の笑顔見たかも…。



「バカだよ…。」

「あんな事されても俺の女でいたいわけは?」

「大好きだから!!」

「へぇ~…。」



少し照れた?



脈あり!?



「キス…したい…。」

「は!?」

「律汰君とキスしたい…。」

「夢子からどうぞ。」



イイ女になって振り向いてもらうんだ。



ゆっくり近付いて軽くキスした。



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