草食系肉食男子と夢子チャン
それからの律汰君は本当にキスすらしてくれない…。



ウザがられてる…。



全く手を出してこないしどちらかと言えばあたしに興味ない感じだ…。



家にいても仕事オンリーの草食君…。



今日は誰かと遊んで気晴らしでもしようかな…。



「夢子、今日デートだからね。」

「えっ!?」

「イヤ?僕とデート。」

「イヤじゃない!!ぜひ行きます!!」

「よかった。」



デート…。



デートだって!!



1日ウキウキで過ごしたのに…。



「早く乗れ!!」

「はい…。」



今からあたしは会社に連れて行かれるみたいです…。



だって律汰君がスーツに着替えてるんだもん…。



2回目の会社でまた前のような変身をとげたあたし…。



「よし、じゃあ始めるか。」

「な、何を!?」

「ポスターに決まってんだろ。」

「えっ!?マジで!?」

「あぁ。お前に先に言ったら緊張して寝れないとかなりそうだから言わなかった。」



まぁ確かに…。



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