草食系肉食男子と夢子チャン
しばらくすると零が勝手に部屋に入って来た。



「夢チャン、若様は部屋ですか?」

「キッチンでお酒のんでます!!」

「あっ、いた…。何ですか急用って…。」



リアは今トイレに行ってる。



戻って来た時が見物だな。



「あれウソ。」

「はい!?」

「凪さんに家教えてくれてありがとな。」

「あっ…はははっ!!それの仕返しですか。若様もまだまだ子供ですね。」



ガチャッと開いたドアから入って来たリア。



一瞬にして目が輝いた。



「これ夢子の友達。リア、今からどうぞお好きになさってください。」

「初めまして!!リアです!!」



放心状態の零…。



久しぶりにそのアホ面見た!!



「わ、若様!?これはなんですか!?」

「やっばぁ~い!!超執事系!?超タイプです!!」

「あっ、はぁ…?零です…。」

「今からどっか行きません!?」

「いえ、飲んでしまってるので…。」



めんどくさそ…。



ざまぁみろ!!



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