プライベート・スカイ
仕事をしていれば彼女の事は忘れられる。
仕事の事だけ考えていれば、他の事は考えなくていい…
夜は飲みにも行かない。
誘われて、どうしてもって時は居酒屋にしてもらった。絶対、キャバになんか行くもんか。
ブログだってアップする気にならない。
向こうとは全然違う空を、今は見たいとも思わなかった。
そんな時、同じ部署の女のコに声をかけられた。
「みんなで飲み会の話しが出てるんですけど、青山さんも行きますよね?」
「あー…」
あんまり騒ぐ気分じゃない。慣れない職場の人達と、仲良くなるにはいいのだけど
ちょっと疲れてるし…今回は断ろうと思った。
「今回はちょっと…また今度誘って」
「えぇっ!?ダメですか?!今回私が幹事なんですよー!他の先輩達から青山さんを誘うように強く言われてて…
やっぱダメですか!?」
すがるような目で、オレを見る彼女。
まるで子犬みたいだ。
オレは諦めてOKした。
「…分かった。行くよ」
「やった!じゃケータイ教えてもらってもいいですか?」
「ん、いいよ」
二人で赤外線で番号とメアドを交換。
そこで初めて《小岩まり子》という彼女のフルネームを知った。
仕事の事だけ考えていれば、他の事は考えなくていい…
夜は飲みにも行かない。
誘われて、どうしてもって時は居酒屋にしてもらった。絶対、キャバになんか行くもんか。
ブログだってアップする気にならない。
向こうとは全然違う空を、今は見たいとも思わなかった。
そんな時、同じ部署の女のコに声をかけられた。
「みんなで飲み会の話しが出てるんですけど、青山さんも行きますよね?」
「あー…」
あんまり騒ぐ気分じゃない。慣れない職場の人達と、仲良くなるにはいいのだけど
ちょっと疲れてるし…今回は断ろうと思った。
「今回はちょっと…また今度誘って」
「えぇっ!?ダメですか?!今回私が幹事なんですよー!他の先輩達から青山さんを誘うように強く言われてて…
やっぱダメですか!?」
すがるような目で、オレを見る彼女。
まるで子犬みたいだ。
オレは諦めてOKした。
「…分かった。行くよ」
「やった!じゃケータイ教えてもらってもいいですか?」
「ん、いいよ」
二人で赤外線で番号とメアドを交換。
そこで初めて《小岩まり子》という彼女のフルネームを知った。