禁じられたGAME~王子様の暇つぶし~
真奈美は小さな声で





「おはよう」





と挨拶をした。すると、光一郎は突然、体を振るわせながら。痛いぐらい強く真奈美の肩を抱きながら。





「真奈美、もしかして!怒ってる!!!???僕、真奈美に何かしたかなあ?」





そう言いながら、光一郎は真奈美に顔を近づけた。





「なっ何も。それに、別に怒っているわけじゃないし。」





真奈美は視線をそらしながら言った。
< 20 / 30 >

この作品をシェア

pagetop