僕は…あたし!





康は、書類を読みながらコーヒーを飲んでいた。



『おはよ〜。』


あたしは、いつも通りの笑顔で康に挨拶をした。



「…はよ。

どーした?
寝不足か?」



康は、あたしの顔をまじまじと見て言う。



『いや。

爆睡だったよ〜。』



「そう。」


また、書類に目を戻す康。


『なぁ…。

…………。』


康は、疑問そうな顔をしてあたしを見た。


「なんだよ?」


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