僕は…あたし!





あたしは、少しモソモソしながら言う。



『仁って…ホモだったりしないよな?』



それを聞いた康は、飲んでいたコーヒーをマーライオンの如く吹き出した。



「はぁ?

んなワケねーだろ!」



『……だよな〜!

ちょっと、聞いてみただけ〜。』




やっぱり、違ったか〜。


そうかそうか。



一人、納得しているあたしの隣で康がブチ切れていたのは言うまでもない…。


< 249 / 350 >

この作品をシェア

pagetop