僕は…あたし!




修、遅いな…。

どうしたんだろう?

屋台、込んでるのかな?

それとも迷子?(笑)


あたしは、裏庭のベンチに腰をかけながらぼんやり考えていた。


涼しい風が吹き抜けて、少し肌寒い。

すると、後ろから人の気配がした。


修かな??

あたしは、ゆっくりと振り返った。


そこにいたのは、修ではなく康だった。


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