僕は…あたし!



何で、あんな事言っちゃったんだろう…。


修の…

あの切ない笑顔みたら、居たたまれなくなっちゃった。


あたし、修を困らせちゃった…。


友達なのに…。


つい最近、女だって言ったばかりなのに…。


女として見てもらってない事位分かってた筈なのに…。


泣いたらダメ!


これから、家族でクリスマスパーティーだし。

よーし!


特大ケーキ作ろう!


あたしは、守屋家までの道を勢いよく走り出した。



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