僕は…あたし!
ガチャ。
康が扉を開けた。
部屋に入ると仕事をしている?会長が座っていた。
『「おはようございます。」』
あたし達は、会長に挨拶をした。
何故か、ハモる。
「おはよう。
二人とも早いな。
副会長、例の企画通ったから宜しく。」
副会長??
誰が?
「分かりました。
頑張ります!
あの…香月くんの生徒会入会の件でお話があります。」
康は、真剣な顔で会長と話している。
あたしは、??が頭の上に浮かんでいる。
取り合えず、話を聞いておこう…。
「いいよ〜。
香月くんは、優秀でかわいいし(笑)
大歓迎だよ!
今日から香月結は、生徒会の一員な!
俺と副会長の補佐って事で宜しく。」
『あ、ありがとうございます。
宜しくお願いします!』
あたしは、嬉しくなった。
でも、副会長って…誰?
「良かったな!
改めまして、副会長の黒岩康。宜しく〜。」
そう言うと康は、ニヤっと笑う。
あたしは、びっくりしすぎて硬直する。
だって、1年生で副会長って?!
凄い!
康は、出来る子なんだな〜。
そこまでだったとは、ちょっと意外…。
失礼だけど(笑)