僕は…あたし!
ケータイを見ると、康からの着信だった。
『もしもし…
康!
ハッピークリスマス〜♪』
あたしは、元気よく電話に出た。
「おぉ、ご機嫌さんだな!
結、今どこいんの?」
『うーんと…
聖蘭公園の近く!
どーしたの?』
珍しい…
康がこの時間、電話してくるの。
どうしたのかな?
「俺、今その公園いるんだよね。
こっちこいよ。」
『うん、分かった。
じゃぁ、そっち向かうから待ってて〜。』
あたしは、電話を切って公園へ向かった。
少し歩くと、公園のベンチに座る康を発見!
あたしは、早歩きでベンチへ向かい康の隣に座った。