僕は…あたし!



到着時間から20分後に皆の姿がみえた。


一番最初に見つけたのは、やっぱり修で…


目で追ってしまう、自分がいる。


切なさで、胸がざわめく…。


「結ちゃーん♪」


そう言うと、集さんがあたしの所まで駆け寄ってきた。


ぼーっとしていたあたしは、集さんの声で我にかえり笑顔で出迎えた。


『長旅、お疲れ様です〜!
これから、あたしの家へ行きます〜!
さぁ、外に車用意してあるのでどうぞ〜!』


あたしは、早々と皆を誘導した。


だって…

気まずい!

気まずすぎる(泣)


そう思わずには、いられない。



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