僕は…あたし!
「うん、ありがとう。
康なら安心だよ。
仁には、俺から話しとくから大丈夫っしょ!
康は、いつから気付いてた?」
会長は、俺の目を真っ直ぐ見る。
「会長と結が会った時ですかね。
彼女が会長を見る目…決定的でしたから。」
「そっか〜。
このまま、知らないフリしといて?
結は、皆にバレたら学校辞めそうだからね〜。」
「会長も知らないフリでいるつもりですか?
結は、会長に会いに来たと思うんです。
じゃなきゃ、こんな事しないですよ!」
俺は、何故かムキになってしまった…。