僕は…あたし!




「うん、ありがとう。

康なら安心だよ。
仁には、俺から話しとくから大丈夫っしょ!

康は、いつから気付いてた?」

会長は、俺の目を真っ直ぐ見る。




「会長と結が会った時ですかね。
彼女が会長を見る目…決定的でしたから。」




「そっか〜。

このまま、知らないフリしといて?
結は、皆にバレたら学校辞めそうだからね〜。」




「会長も知らないフリでいるつもりですか?

結は、会長に会いに来たと思うんです。
じゃなきゃ、こんな事しないですよ!」



俺は、何故かムキになってしまった…。


< 35 / 350 >

この作品をシェア

pagetop