僕は…あたし!





「うん、分かった…。

ありがとう、康。
でも、いきなり部屋交換って怪しまれない?」




「だいじょーぶ!

俺を誰だと思ってんの?」


康は、意地悪く笑う。




「出た、康の俺様が!

この二重人格〜(笑)」



「なんとでも言え!」



俺達は、こんな感じでずっと言い合いをしていた。


< 54 / 350 >

この作品をシェア

pagetop