僕は…あたし!
でも、康が言ってくれた言葉…嬉しい…。
あたしの目からは、勝手に涙が出ていた。
『…言ったら…嫌われる…。
後ろめたかったし…。
まだ、ちゃんと話せないけどいつか話すから…。
…待っててもらえるかな…?』
康は、ため息をついた。
「誰にだって言えないことの1つや2つあるよ。
まぁ、言いたくなったら聞くさ。
後ろめたいからってあんな態度とんなや。
寂しいだろ?」
康は、また優しい口調に戻る。
『ごめん…
ごめんな…。
取り合えず…どいてもらっていいかな…?』
体勢が恥ずかしかったあたしは、康に小声で言った。
「わ!
わりぃ。」
康は、慌ててベッドからおりた。
あたしは、涙を拭いた。
皆、ごめん…
でも、心配してくれてありがとう…。