カニバリズム
 だから最期のとき君は笑って、


『君に喰べられるなら、
何よりも、しあわせ』

なんて、馬鹿げたことを。


もう一度みた瞳は、僕のことを視ていた。優しく、僕を。



僕はそれを拾って口に含んだ。
< 5 / 5 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

依存少女症候
ルコ/著

総文字数/648

その他4ページ

表紙を見る
愛はときに脆く儚く。
ルコ/著

総文字数/551

その他6ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop