ミステリー倶楽部
「ごめんごめん、君達初めてだろ?あんまり親切に書かれてないからなあの掲示板」


「はぁ…。あのこの会って結構頻繁にやっているんですか?」


俺はぽっちゃり系に着いて歩きながら質問してみた


「フフッ…どうだろうね」


嫌に気色悪い笑みを浮かべながら俺をちらりと見るとぽっちゃりはまた元の方向を向き直した


オカルト感を出すための演出なのだろうか?そうこうしている内に会場であろう部屋にたどり着いた

「きたきた、おっ!新入りは二人か~。我がミステリー倶楽部へようこそ!」


椅子に腰掛けていた眼鏡が部屋に入るなりそういった


部屋には四人が椅子に腰掛けていた


俺達をその四人の視線が舐め回す様に一斉に見ていた


「よし!揃ったな。始めようか…」


どうやら俺達が最後の参加者らしい、皆で七人…。中々いい数字でわないか


空は家を出るより暗くどんよりとしていた…
< 5 / 6 >

この作品をシェア

pagetop