ミステリー倶楽部
誰がこの会を主催したのだろうか?俺の推理からいくとあの結構はつらつとしている眼鏡辺りか?


他の奴らは皆俯きかげんで暗い雰囲気を出している


「君らこの倶楽部の主旨はわかってるよね?」


眼鏡が聞いてきたので俺達は声を揃えてはいっ、と答えた。


「よし!じゃあ誰から話す?」


眼鏡以外誰も声をあげていない部屋は異様に重苦しい感じがした


雨が降る前触れなのだろうか湿気が肌に纏わり付いてくる


折りたたみ傘もってきといて正解だったな。保険はかけとくものだ


そんな事を考えていた俺は何気なく六人を一人一人眺めていた


男が俺を合わせると四人、女が三人だ。皆の顔は薄暗いのと俯きかげんなのであまりはっきりとはわからなかった


「でわいつも通りくじで決める。当たりを引いた人から時計回りに話をしていく!いいね?」


皆がこくりと頷いた

それが何故か不気味に感じた


くじの結果はあの校門前で会った女の子が当たりを引いたので自動的に俺がとりをつとめる事になってしまった


さぁてミステリー倶楽部の始まりだ…、どんな話が聞けるのか楽しみだ
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