空。君がスキ。
もう…辛い。


過古を忘れたい。

ゆな……。


あいつは最低で

そんな事言っても

今のゆなは信じないだろう。


そしてあたしと絶交する…そんな事は目に見えていた。



『あたし授業サボるゎ~!』


『じゃぁ~ゆなもっ!』


『ゆなは授業受けたほうがいいよー!』


そして一人で


屋上へと行く。



偽りの自分を演じてるのが疲れたときは

いつもココに来ていた。


でも今日は先客がいたみたい。


一人の男子。



たしか…同じクラスの…。


名前が出てこない。


 
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