Leave a prove
俺が3才になった頃だった。


いつものように母さんが俺と父さんの朝食を作っている時に、急に体調が悪くなり胸を押さえてその場に倒れてしまったのだ。

父さんが急いで救急車を呼び病院に運んだおかげで母さんは一命を取り留めた。


しかし母さんは重い心臓病を患っており、手術をしなければ助からないのだという。


それを聞いた父さんが母さんの親兄弟と連絡を取り二日後に手術をすることに決まった。

手術をする前に母さんは俺に「母さんは大丈夫よ晴貴、心配しないでね」と優しくほほ笑みかけてくれた。


俺はその母さんの言葉を信じそして母さんの手術が始まったんだ。
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