Leave a prove
「もういいよ春貴くん!!私は大丈夫だから!」
「よくねぇよ!顔だって叩かれて腫れてるじゃねぇか!身体だって…こんなに震えてるじゃねぇかよ」
真紀の身体は小刻みに震えていた。
よっぽど怖かったんだろう、目にも大粒の涙が溜まっている。
「…だって」
俺が真紀と話していた時、サクラがやっと重い口を開いた。
「私の方が先に春貴のこと好きだったのに…なのにいきなり横から出てきて春貴を取られて…告白しようと思ってたのよ!そんなの我慢出来なかったのよ!!」
最後の方はほとんど叫び声になっていた。
叫び声を聞きつけて野次馬が集まってきたが、拳と直輝が追っ払ってくれた。
直輝が任せとけと親指を立てながら口パクで言っているのがわかった。
こういう時はスゲェ頼もしい奴なんだよな直輝って。
一度口火をきったサクラは勢いのまま真紀に怒鳴り散らした。
「あんた何かに春貴を取られた私の気持ちが分かる!?いても立ってもいられなかったのよ!」
怒鳴られた真紀はまたビクッと震えたが、今度はちゃんとサクラと向き合い呟く様に口にした。
「私だって春貴くんのことずっと前から好きだったよ……好きで好きで……大好きで仕方がなかったよ??…でもサクラさん勘違いしてる…私春貴くんと付き合ってないよ……」
「っえ!?」
「よくねぇよ!顔だって叩かれて腫れてるじゃねぇか!身体だって…こんなに震えてるじゃねぇかよ」
真紀の身体は小刻みに震えていた。
よっぽど怖かったんだろう、目にも大粒の涙が溜まっている。
「…だって」
俺が真紀と話していた時、サクラがやっと重い口を開いた。
「私の方が先に春貴のこと好きだったのに…なのにいきなり横から出てきて春貴を取られて…告白しようと思ってたのよ!そんなの我慢出来なかったのよ!!」
最後の方はほとんど叫び声になっていた。
叫び声を聞きつけて野次馬が集まってきたが、拳と直輝が追っ払ってくれた。
直輝が任せとけと親指を立てながら口パクで言っているのがわかった。
こういう時はスゲェ頼もしい奴なんだよな直輝って。
一度口火をきったサクラは勢いのまま真紀に怒鳴り散らした。
「あんた何かに春貴を取られた私の気持ちが分かる!?いても立ってもいられなかったのよ!」
怒鳴られた真紀はまたビクッと震えたが、今度はちゃんとサクラと向き合い呟く様に口にした。
「私だって春貴くんのことずっと前から好きだったよ……好きで好きで……大好きで仕方がなかったよ??…でもサクラさん勘違いしてる…私春貴くんと付き合ってないよ……」
「っえ!?」