Leave a prove

正直に言おうか…??


俺の心臓が大きく高鳴ったんだ…声が大きかったからじゃないぜ…真紀の声が…思いが…俺の心臓や精神に行き届いた…そんな感じだった。

こんなの……初めての経験だ。

「だから…だからぁ……こんな私で良かったら……付き合って下さい………はるきぃ…」
我慢が出来なかったんだな…。

真紀は言葉の途中から涙が溢れていた…それでも最後まだ自分の気持ちを紡いだ…まさしく玉の様な涙をながしながら。

俺にはその涙がどんな宝石よりも綺麗に見えたんだ…。

俺は……気が付いたら真紀を強く抱き締めていた。

「春貴…くん??」

「真紀……俺も真紀のことが好きみたいだ…俺の心臓スゲェうるせぇよ……真紀にも伝わってるだろ??」

「…うん」

「俺からも言わせてくれ……俺と付き合ってくれ…真紀」

「……はぃ」

凄まじい歓声が俺達を包んだ。