Leave a prove
それでも信じることの出来なかった俺だったが母さんが居ない日々を送るにつれ、もう二度と会えないと言う意味を実感した。


「いつまでも泣いてないの!男の子でしょ??」


「ご飯は口で食べるものよ、服で食べないでね笑??」


「その服良く似合ってるわ晴貴!」




目をつむればいつも笑っていた母さん。



もう二度と。



あの笑顔を見ることは出来ないんだ。





俺は母さんが死んだ三日後に初めて声を出して泣いたんだ。
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