Leave a prove
「ただいま…まだ腰が痛ぇよ」

俺は練習が終わり、家に帰ってきた。

胴上げの途中で地面に落とされた俺はおもっきり腰を強打して…家に帰ってきた頃には身体が悲鳴をあげていた。

明らかに三回目の胴上げの時、3メーターぐらい宙に舞ってたぞ。

受け身取って無かったらやばかった…

怪我でもしたらどうすんだよ全く。

まぁ俺も直輝に同じことをやったから人のこと言えないけど。

「おかえり春貴…腰なんて押さえてどうしたの??」

リビングでテレビを見ていた母さんが俺の姿を見て不思議そうに聞いてきた。

「うちのサッカー部の奴等に胴上げされて、途中で地面に落とされたんだよ…っいてて」
「ふーん…で何で胴上げ何かされたの??」

…まぁ当然の疑問だよな。

「昼休みに色々あって彼女が出来たんだよ…それで胴上げされた」

俺の彼女と言うフレーズに素早く反対した母さんが

「まぁ!!春貴彼女が出来たの!?物好きな女の子も居たもんだね!」

「人を変人みたいに言うな!」

失礼な母親だな。
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