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でも母さんは凄く嬉しそうだ。

「今度うちに連れてらっしゃいよ春貴!!うちは大歓迎よ！けど連れて来る時は前もって母さんに言ってね、ご馳走作るから」

「気が向いたら連れて来るよ」

その後母さんに絶対連れて来なさいと念を押されてしまった。

もう色々と献立を考えてたりしてるし。

幾らなんでも気が早すぎだろ…。

「そういえば彩香は大丈夫なのか??今日病院に行って来たんだろ??」

今日は彩香が朝から風邪をこじらしていたので、母さんは仕事を休んでいた。

結構高熱だったからちょっと心配だったんだよな…。

「病院には連れて行ったわよ、ただの風邪何だけど頭痛がヒドいから二日三日は安静が必要みたいで、今は部屋で寝てる」

ただの風邪かぁ！

変な病気じゃなくて良かった…。

…心配し過ぎって思うだろ??

でも俺は病気で母さんを亡くしてるから解るんだ…病気はバカに出来ない。

「そいつは良かった…ちょっと彩香の様子を見てくる」

母さんがニコッと笑いながら「起こさないでね」といい、俺は荷物を部屋に置いて彩香の部屋に向かった。
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