ポッキーKISS
第1章
「「蜜柑~、相談があるっ」」
そう言ってあたしの部屋に押しかけてきた幼馴染の利輝。
どうせまた今回もくだらない相談なのかと思っていた。
「何さっ。」
ちょっとぶっきらぼうに言うあたし。
「「お願いっっ!!情報プリーズっっ!!!」」
「はい?」
イキナリ何言ってんの?
「「実はさ・・・俺ー・・・。」」
まわりくどい言い方をする利輝。
あたしはなんかイライラしてー・・・
「えぇ~い!!はよ言えバカチーン!!!!!」
ドーーーーンッッ!!!
「「痛っってえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」」
あ・・・またクセで・・・