Sugar×Beast



携帯を閉じると逆方向に向かって歩き始めた。




「なんでこんな学校に来たんだろ?」





あの女の知り合いの校長がいる学校。



しつこくてとにかくウザい礼がいる。





そして何より



あいつ。



異常なまでの負けず嫌い


とことん単純で


バカ。





でも

なぜか目が放せない。






携帯を耳にあてる。





『はい

もしもし・・・』



「待ってろよ?



バーカ」




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