Sugar×Beast
Fight☆4
恋バナ?
「好き・・・?」
いつもと変わらない平和な朝。
1人でぼーっとそんなことを考えていた。
誰かを好き?
だなんて感じたのは初めてのこと。
だから少し変な感じがする。
「すすす好きっ!?」
実波がいきなりやって来て机をドンドンと叩いてきた。
「実波うるさ・・・」
静かな朝はあっという間に終わりを告げた。
「流莉の口からそんな言葉が出るとは思わな・・」
「だからうるさいっ」
騒音の原因である、
机を叩く実波の手を静止させた。
「実波・・・どうしたの」
「だって流莉が好きとか言うから・・・」
は?