労働の価値 その3
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同じだけの価値…

…つまり、
物に姿を変えた、
ひとびとの労働の、
同じだけの量。

これが、
ひとりの商品の持ち主の手のなかで…

…はじめは、
その商品の姿…

…それから、
おかねの姿に変わり…

…もういちど、
商品に、
姿を変える。

こんなふうに姿を変えても、
「価値」は、
増えも減りもしない。

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