あたしの貴方を愛したいという我が儘を…
「なにしてんの?笑”」

「ん?
別に?」

「ぃや、ぃや、別に、じゃないでしょ?笑”」

「いや、べつに?」

その間も、貴方の手は動きを止めない。

腰に降りてきた手に、くすぐったさで笑う。

「ちょっと、くすぐったい!」

「おま、くすぐったいってなんやねん
もぉちょっと反応あるやろ?」

「ないわぁ、くすぐったい。」

「なんや、かわいないなー………………」

本当に残念そうにふてくされてみせる貴方をかわいいと思う。
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