色えんぴつ
嬉しかった。

目が見えなくなった私となんか、話したくないって思われるんじゃないかって不安だったから。


『行こうか、留宇。』

「うん♪」

来るときよりも遥かに軽くなった心を抱えて私は帰った。

景色、色、みんなの顔は見れなくなったけど…でも、大事な気持ちが見えるようになった。
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