夢飛行

「お、おったんや。」


背後から聞こえた声にビクッとした。
聞こえたのは貴方の声。
反射的に振り向いて、
目に映ったのは、
鞄を持つ手を肩に引っかけた貴方。

「なにしてんの?」

「ん?別に………今、帰る準備してたとこ。」
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