さみしいよダーリン★
朝、目覚める前に俺は必ず隣に眠る歌乃を引き寄せる。
同棲してたときからの癖だ。
この日も、まだ隣で寝ているであろう歌乃を探して手が動き回る。
カサッ
「ん?」
でも、手に当たったのは柔らかい歌乃の体ではなく
「・・・・・・・・メモ帳?」
二つに折られた小さなメモ用紙だった。
以前歌乃が使っているのを見たことがあるから、歌乃が書いたものだろう。
「何だ?」
まだ寝呆け頭で、俺はメモ用紙を手に取った。
┏━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ┃
┃ ちょっと出かけてくる ┃
┃ ┃
┗━━━━━━━━━━━━━┛
歌乃の走り書きの字を見て、首をひねる。
そんなに急ぎだったのか?
しかも今だって、決して遅い時間じゃない。
時計を見ると
「まだ7時だぞ?」
俺は歌乃に電話をしようと思い、スタンドの傍に置いてある携帯電話をとる。
だが、かけようと思ったら
ガチャッ
同棲してたときからの癖だ。
この日も、まだ隣で寝ているであろう歌乃を探して手が動き回る。
カサッ
「ん?」
でも、手に当たったのは柔らかい歌乃の体ではなく
「・・・・・・・・メモ帳?」
二つに折られた小さなメモ用紙だった。
以前歌乃が使っているのを見たことがあるから、歌乃が書いたものだろう。
「何だ?」
まだ寝呆け頭で、俺はメモ用紙を手に取った。
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┃ ┃
┃ ちょっと出かけてくる ┃
┃ ┃
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歌乃の走り書きの字を見て、首をひねる。
そんなに急ぎだったのか?
しかも今だって、決して遅い時間じゃない。
時計を見ると
「まだ7時だぞ?」
俺は歌乃に電話をしようと思い、スタンドの傍に置いてある携帯電話をとる。
だが、かけようと思ったら
ガチャッ