さみしいよダーリン★
夕食もまだだし
ケーキもまだだし
プレゼントもまだだし
計画が全てパーだけど、澄人に包まれてしまったら、もう何も考えられなくなっちゃう。
いつもより、激しくも果てしなく甘い澄人の情熱を感じながら、あたしは愛された。
───────────・・・・・・
「歌乃・・・・・・・・・」
「どうしたの?今日はやけに抱きつくね。」
愛の営みの後、夕食とケーキを食べてあたしがそれを片付けていると
澄人が抱きついてきたのだ。
「そう言えば、帰って来たときも、慌ててなかった?」
「うん。」
「電話も誰だったの?」
「進河だよ。」
「知里さん?何で?」
手を止めて、聞いてみると。
「部屋に電気が付いてなかったから、歌乃がいないと思ったんだ。」
「うん。」
「買い物かとも思ったけど、やっぱり心配だし、不安だし・・・・」
「不安?」
「あぁ。」
そう言うと、俯いてしまった澄人。
「また、俺の前から知らない間にいなくなったら嫌だから・・・。」
拗ねたような、怒ったような、そんな言い方。
あたしはフフッと笑った後
「ごめんね。」
と呟いた。
ケーキもまだだし
プレゼントもまだだし
計画が全てパーだけど、澄人に包まれてしまったら、もう何も考えられなくなっちゃう。
いつもより、激しくも果てしなく甘い澄人の情熱を感じながら、あたしは愛された。
───────────・・・・・・
「歌乃・・・・・・・・・」
「どうしたの?今日はやけに抱きつくね。」
愛の営みの後、夕食とケーキを食べてあたしがそれを片付けていると
澄人が抱きついてきたのだ。
「そう言えば、帰って来たときも、慌ててなかった?」
「うん。」
「電話も誰だったの?」
「進河だよ。」
「知里さん?何で?」
手を止めて、聞いてみると。
「部屋に電気が付いてなかったから、歌乃がいないと思ったんだ。」
「うん。」
「買い物かとも思ったけど、やっぱり心配だし、不安だし・・・・」
「不安?」
「あぁ。」
そう言うと、俯いてしまった澄人。
「また、俺の前から知らない間にいなくなったら嫌だから・・・。」
拗ねたような、怒ったような、そんな言い方。
あたしはフフッと笑った後
「ごめんね。」
と呟いた。