さみしいよダーリン★
飛行機から降りて、ロビーに行くと、両親が待っていた。



「お母さん、お父さん!」



声をかけると、二人とも手を振ってくれた。










「こんにちは。初めまして。」


「こんにちは。挨拶は帰ってから!疲れたでしょうから、早く帰りましょう。」



お母さんが笑ってに迎えてくれたから、澄斗も少しは緊張が解けたみたい。



お父さんも、何も言わないけど笑っている。



「じゃぁ、車に行こ?」


「そうね!」


「お願いします。」


「・・・・・・・・・」



───────────・・・・・




飛行場から、30分くらいして家に着いた。



「はい。到着ですよ!」



着いてすぐに、寝室に行って、荷物を置いた。



あたしが整理していると、澄斗がため息をこぼした。



「フフフ・・・・」


「なんだよー。」



だって緊張し過ぎなんだもん。



「あ〜あ・・・このままじゃ、結婚の承諾を得るのも命懸けだな。」


「えっ?・・・・ちょっと、それはまだ早いって!」



そう?



と首を傾げる澄斗。



結婚・・・・・・・・



今までは夢見てたけど



あの話を聞いて、ちょっと怖くなってるあたしがいる。






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