さみしいよダーリン★

狼のSweets

「歌乃・・・愛してる」


「あたしも、澄人・・・・」



始まる、クラクラするような甘いキスの雨。








さかのぼる事、1時間前──・・・



「解禁・・・・・?」


「えぇ。さっき言ったその1週間の禁欲生活を解禁すると言えば、それだけで社長は、何だって出来るんです!」



仕事が終わり、家でご飯を作ってテレビを見ながら待っていたら、澄人からではなく知里(進河)さんから電話が来た。



《もしもし。》


《歌乃さん?進河です。急で申し訳ないのだけれど、折り入ってご相談があるんです。》



そしてあたしは急いで澄人の仕事場へ向かった。



そして、澄人とあたしの間で最近何かなかったのかを聞かれ、あたしはつい先週の話をした。



そして、このように頼まれてしまった。



「まだ、たったの6日なのに・・・・」



知里さんは少し笑ってから言った。



「歌乃さん。社長は、仕事場では、公私混同なんて今まではありえませんでした。立場もありますし。」


「・・・・はい。」


「でも、歌乃さんに出会って一回別れそうになって、その時の社長は本当に見ていられないほどでした。」




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