さみしいよダーリン★
そんな感じで、今夜は澄人は家で一人。



あたしは、「一人で何してるのかなぁ?」とか色々考えて、顔がニヤけてしまう始末。



「ちょっと、歌乃顔が!!」


「は〜い?」



この人は、仕事仲間の妃和。



「また、彼氏のこと?」


「べ、別に。」



あたしは慌てて平静を装った。



「まったく、素直じゃないんだから、顔に書いて」


「こら、水野さん、矢野川さんをからかわない。今は仕事中だよ。」


「はい、すみません。」



クスッ 妃和ったら。



彼は私達の上司の木地本さん。


大体澄人と同じくらいの年齢だと思うけど。


で、実は妃和が思いを寄せる人なんですp(^^)q



最近は何か、木地本さんの方からも妃和にお誘いがあったりするみたいだから、確実に距離は縮まっているはず。



「さ、お客様をお迎えして。」


「「はい!」」




上司としての評判も良いし、とても信頼できる人。


だから、妃和には上手くいってほしいな。



「ようこそ、お部屋はこちらになっております。」




さ、私も仕事頑張らなくちゃ!



そう意気込んでいた矢先のこと。




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