さみしいよダーリン★
「行ってきまーす。」


「はぁい、いってらっしゃい♪」



玄関で軽くキスをして、照れている歌乃を置いて部屋から出る。



歌乃の顔を思い浮べながら、鼻歌を歌って上機嫌で車に乗る。



仕事の時は大半迎えに来てもらっているが、今日は仕事と嘘をついて、本当は違う場所へ行く。



それはまだ誰にも教えられない。



歌乃が喜んでくれることを願って、俺は目的地へと急いだ。





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