向日葵と太陽の恋

ちゃんと言おう。

伝えよう。



「笑って…。」



「えっ?」



「笑ってよ。あたしは圭の太陽みたいな笑顔が好きなんだから。」



すると圭はゆっくりと顔を明るくしてくれた。



「俺も晴日が好き。ずっと悲しませてごめんな。」




圭は太陽。

あたしはそれを見るひまわり。

だから、あたしはいつまでも君を見る。

そして君はいつでもあたしを見つけて。
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