メロンパンの恋の味
そして、ドンドン
静の唇に、オレの唇を近づけていった…
静…目、開いたまま
ガン見してるし…
キスする時は…
目、閉じろよな…
瞼、おろせよ…
余計に照れるじゃないか…
あと…もう少し…で…
触れそう……
コンコン!!
ギクッ!!
「おぉ~い!!」
うわぁ!!店長!!しまった!!
ここ、休憩室だし
オレ、鍵閉めたままだった!!
慌てて、静から離れて
自分でも、訳わかんねぇ~ぐらい焦った。
とにかく、落ち着け!!
深呼吸だ!!
「スーハースーハー」
「クス…クスクス…」
「笑うな!!静。」
「だって…徹…カワイイんだもん…」