メロンパンの恋の味
「カワイイ?」
「うん。カワイイ。」
カワイイなんて、生まれて初めて言われたぜ…
まぁ、いいか…
静…笑ってるし。
「開けるぜ。」
「うん。」
コンコン!!
「おぉ~い!」
ガチャン。
鍵を開けて、ドアを開けた。
「なんだ?お前たち、中で何してたんだ?」
「店長、ストレート過ぎですよ。」
「なんだ、お前、キスでもしてたのか?」
「なっ!?店長が来たから出来なかったんです!
店長、もうちょっと遅く来てくださいよ!」
「なんだ。そうか。悪かったな。
ほれ、遠慮せんで、やっていいぞ。」
「できません!!」
「そうか?お前、意外と純情ボーイだったんだな。」
「店長…早く帰ってください…」