メロンパンの恋の味
「お前は、いい女だ」
「徹…」
「さっき、お前…オレの携帯の中身、見なかっただろう、オレがシャワー浴びている時に」
「小さな画面は見たけど」
「それぐらいはいいんだよ。オレだって、好きなヤツの携帯に誰から電話かかってきたか気になるし。それぐらいは別に構わないさ。」
「そうなんだ…」
「あぁ~。どうにかした女なら、オレがいない間、携帯、勝手に見たりするぜ。それって、オレの事、信用してないって事だろう?」
「うん…」
「オレ…お前のそういうところも好き。」
「徹…」
「オレの事、不安になりながら、信じてくれている所も好き。凄く…いじらしく感じる。
スゲーお前の事、大切にしたい…
だから…すぐにキス出来なかった…」
「徹。」